無料案内所で働いてるけど質問ある？

俺は高校卒業後専門学校に入学して1年の終わりの時に学校を辞めた。

それから田舎で半年ほど暮らして地元に帰ってきてからは高校の時からしていたバイトに戻らせてもらった。

今思うとかなり怪しいがこのBARが実はガールズバーで男は案内所に回すっていうてぐちだった。

面接の人のちに上司になる人だが
その人に案内所も、手伝ってくれといわれて渋々OKしたのがきっかけだ。

時給に関しては1000円になったがまぁそれでも高額かと思い納得した。

案内所の仕事は初めは何もできなかったからってのもあるがすごく楽だった。

上司が客を捕まえて接客
俺はそれを見て覚えるというだけだった

上司はこれからもよく登場するから仮名で健二と呼ぶことにする。

そんな時期に俺を含め4人のアルバイトが、入ってきた。

内2人はあまり仕事にでれないのですぐに辞めてしまい残った俺ともう一人のアルバイトだけになってしまった。

すごくいい人で誰からも好かれるような人だった。
俺より5つ年上で兄貴分の様に思っていた。

その人は森川の兄貴っていう風に呼んでいた。
もちろん森川も仮名だ

出戻りの社員というのが2人入ってきた。

1人は小心者で自分のことしか考えない夜の世界の典型的な奴
ただ、夜の世界の人間はそれを悟られずに上手いことやるのが、うまかったがこいつはアホだったのでできなかった

まぁこいつはメガネでいいや

もう一人は割と面白い人で面倒見もいい人だった
この人はハゲてきてたからハゲと呼ぶwww

健二
おれの上司この人が一番考え方もまともで部下に対する思いやりも一番だった

森川の兄貴
5つ年上の兄貴的存在

メガネ
クソ野郎

ハゲ
面白い人
って感じだ
あとは古参のアルバイト2人がいるがのちに登場する
と思う（笑）

その時に健二さんと俺は同じ店舗を一緒にみていたので
どんな人なのかきいたら
年末俺らがアルバイトとして入ってくるちょっと前に3人のしゃいんが飛んだそうだ。

その3人のうちの2人がメガネとハゲらしい。

その時からすでにこいつら大丈夫か？？と思った

自分より立場が上の人間にはゴマすりしかしないがクライアント先の若いボーイや俺らアルバイトには横柄な態度ばかりとっていた

そんなメガネをみんなが嫌いになるのはそんなに時間がかからなかった。

そのときすでにアルバイトを始めてから2ヶ月くらいたっていたのでここで働いていてもバーテンダーをさせてもらえないことは俺も兄貴もわかっていた。

兄貴はその時返事を保留にしたのだが、メガネは
うちのグループはでかいから安心しろ
俺がこの街で肩で風切って歩けるのはバックも大きいから
などと言っていたそうだ。

そしてうちの系列からBARがもう一店舗オープンしてやっとバーテンダーとして働けると思ったらやはりそこもガールズバーだった。

兄貴はガールズバーと案内所両方を掛け持ちしてアルバイトの中でも1番頑張っていた。

酔っていたようで
おい！死ぬ気でやらなクビにするぞ！
などと言ってきたそうだ。

実は兄貴は随分早くにここではバーテンダーにはなれないと見切りをつけて健二さんにバイトを辞めると言っていたそうだ。

だが健二さんにもう少し続けて欲しいと頼まれて続けていたそうだ。

それなのにメガネにらこんなことを言われて兄貴はキレてしまったそうだ。

兄貴はすぐに健二さんにそのことを伝えたら健二さんは当然メガネに激怒した。

メガネは人の話をきかない上に自分は完璧な人間だと思っているのでそれから少しの間だけおとなしくなっただけだった。

その頃から俺の仕事も増えていったがガールズバーはメガネが店長なのでやりたくなかったから案内所一本でやった

その後輩が4つ年上のまぁ俗にいうお鍋ってやつだった。
お鍋っていうのは体が女の心が男。

そのお鍋なんだが仕事を始めて1ヶ月後に飛びまた戻ってきて一ヶ月後にまたしても飛び最後にもう一度雇って欲しいといってきておきながら気が変わってホストクラブに勤めてこちらには何の連絡も無しというとんでもないやつだった。

ハゲにいたっては毎晩仕事終わりに電話を、なんどもする
着信音のハジー？っていうアーティストの歌が一時頭からはなれなくなるほどかけまくっていた（笑）

最後には俺が個人的にLINEで連絡を取れと言われてメールで給料余ってるから取りに来いと言っておびき寄せた。

少々心が痛んだが裏切り者相手だったのですぐにどうでもよくなった

健二さんは代表って立場の人なんだけど、前の代表が3人飛んだうちの唯一戻ってきてない人だったから

社員が年末健二さんしかいなくてそのまま代表になったみたい

まんまとおびき寄せられたお鍋は当然給料なんてない

それどころか罰金払えとすら言われていた。

最後にはひたすら罵られて泣きながら帰ってった。

他にも一ヶ月だけ続けたバイトはたくさんいたがよく覚えてないからこいつらは省く。

中にはかわいい女の子を連れてくるお店もある。

そしてこっからは系列によってまちまちだがうちは昼間はおとなしくしてて夜はキャッチをする。

1日中店の中にいるお店もあるから羨ましい話だ。

当然キャッチも、捕まるリスクがあるので、バイト組は本気でやらないかと思えばそうでもない。

別にインセンティブもあるわけでもないのに店を、一人で見てる人は客を入れようと何故か必死になってしまう。

そして店を閉めて帰るという流れだ。

そこまでやると終電は確実に逃すので集金は近場の人間、もしくは社員がやる。

バイトが、集金の場合は当然時給もでる。

お鍋が飛んで俺が休みなしで仕事することになったわ。

夏の遊びたい時期に31連勤とかしたときは死ぬかと思った。
キャッチもあっついなかやるのはきつかったなぁ。

それ以上に社員が週一の休みをキッチリとっていたとこに殺意が芽生えた。

9月は何事もなく過ぎたんだけど、問題は先月10月の中旬におきた。

社長がアルバイトの時給を下げると言ってきたのだ。

もともと1000→900になっていた俺は内心ふざけるなと思った。
それを850にされたら辞めるしかない。

と思っていたが半分は続けようかなという気持ちもあった。

こんな劣悪な環境で仕事を続けようかなと迷ったきっかけは健二さんだ。

健二さんは今までしてきたアルバイトの中でも1番理想の上司だった
おもしろくて優しくて必要な時には厳しくと
兄貴分のようにすら思えたし
いつか健二さんのような上司になりたいと思っていた。

だが他の社員は本物の糞野郎だった

なにがクズかというと実は時給がさがるという話を俺にしたのはほかでもないハゲだった。

ハゲがいうには売り上げがでてないから時給さがるのはしかたない
だいたいこないだお前客1本しかいれれなかっただろといってきた

案内所では入った客の1人を一本という

10人なら10本

もちろん俺もがんばらなければ売り上げはさがるのだが

だいたいノルマが15本の店舗の話だが
俺が1本を叩き出してしまったが
他の日は12・21・26・28と超好成績をだしているのにも関わらず時給を下げるという話のときにその1本の話だけを持ってきたことに俺は心の中で激怒した。

なぜなら平均では余裕で15など超えているからだ。

そしてそんなモチベーションのさがる話を1番客の入る時間帯にされて俺は一気にやる気がなくなった。

気がつけばその日の仕事の終わりにハゲに仕事を辞めると伝えていた。

ちなみにその日に26本を叩き出してやった。

金曜土曜でもないのにこの数字をだすのはめちゃくちゃ難しい。
まぁ運もあっての仕事だが。

その日の集金のときにハゲに時給1000円にしたるわ！と言われたがいや、どうせあと1ヶ月なのでいいですよと一蹴。

その後健二さんに話があるといい近くの居酒屋で辞めると伝えた。

なぜなら俺は健二さんを慕っていたしこの仕事も好きだったから健二さんには5月の締め日まで働くと告げていたからだ。

何故5月かというと俺はワーキングホリデーに行く資金を貯めていて
5月には溜まる予定が立っていたのとじいちゃんの命日があるからだった。

健二さんからすれば急にどうした！？という気持ちになっただろう。
俺は冷静に給料や会社の方針の不満を伝え辞めるときっぱり伝えた。

まぁ冷静に考えれば捕まるかもしれない仕事を850円の時給でやるやつなんかはいなくて当然だ

キャッチで捕まれば罰金30万に前科もつく。

だがこちらも給料下げられっぱなしでは腹がたつので最後の1ヶ月はキャッチは一切せずに給料泥棒してやろうと思う。

キャッチしなければ客はほとんど入らない

キャッチしても1本とかの日があるくらいだし。

もし案内所が5000円でキャバクラに案内したら
キャバクラは案内所に5000円プラスαのお金を払うことになってる。

たかいところでプラス3000円
なので案内所を通して入ってきた客がセット料金の5000円のまま帰るとお店は赤字になる。

常連になったら無条件で安くするから行くなら一店舗決めてたほうが得だよ。